JSAI 近未来チャレンジセッション

JSAI 近未来チャレンジセッション

5C: 世界価値観と国際マーケティング

Comprehending Consumers: Computing Complexity of Cultures

このセッションは、グローバル消費者のニーズ、ライフスタイル、消費パターンやメディア上での行動パターンなどを
多国籍多人種の様々な消費者が共有する価値観別にセグメント化しセグメント別のパターンを理解することで、マーケティングで必要とされる4P(Place:どの市場のどのセグメントに対して,Product:どんな商品を,Price:どのくらいの価格で,Promotion:どのように販売促進するか)についての国際的理解を深め企業の経営活動に役立てていこうというチャレンジセッションです。

こうしたセグメント化やパターン認識に必要なツールとして、機械学習を中心とした人工知能技術の応用に焦点をあて、マーケティングの実践企業と社会学・心理学・経済学の専門家と意見交換しながら、人間中心のマーケティングソリューションを考えていくセッションです。

この近未来セッションでは、2020年に向け、以下のことを具体的に実践できることを目指して推進していきたいと思います。


1.国際間の文化や制度の違いを考慮した上で、文化特有の価値観パターンと世界共通の価値観パターンを共有する消費者を、ダイナミックにセグメント化できるデータ収集方法やクラスター分析手法を提案し、それらの評価方法を見出すこと

2.多国籍・多言語の消費者のもつ価値観・オピニオン・行動に関するデータを共有し、研究目的で利用できる国際的な研究プラットフォームを構築すること


3.企業や研究機関が,それぞれの目的に応じて,独自に所有するデータとの組み合わせで異文化にまたがる消費者セグメント別の行動予測等を研究できる環境を整え,必要に応じて情報交換ができるネットワークを構築すること

これらの成果が、各々の企業のInbound(外国人観光客へのマーケティング)やOutbound(海外市場展開)両方における国際マーケティング活動に実際に活かされることを、最終的な目的とします。
これらの活動にご賛同いただける方のご参加をお待ちしています。

JSAI 2016

eventsPosted by Fumiko Kano Glückstad Thu, July 28, 2016 17:59:59

2016人工知能学会全国大会にて、第1回目の近未来サバイバルセッションが行われました。

プログラムは以下の通りです。

セッション開催日:6月8日 13時20分から17時00分まで

セッション1座長:鈴木雅美(KDDI研究所)

1.「企業名に関する関心動向のトピックモデリングを用いた日中市場シェアの分析」 著者:宇津呂 武仁、徐 凌寒、聶 添、趙 辰、李 佳奇(筑波大学大学院システム情報工学研究科 知能機能システム専攻宇津呂研究室)、河田 容英((株)ログワークス)

2.「調査データの回答バイアスの補正方法としての係留寸描法の有効性」 著者:高橋 雄介(京都大学大学院教育学研究科)、岡田 謙介(専修大学人間科学部)

3.「複数データのマッピングによるシニア価値観分析の試み」 著者:齋藤 有紀子、木虎 直樹、谷田泰郎(シナジーマーケティング株式会社R&D)

4.「価値観ベースの異文化マーケティングの課題と将来展望」 著者:KANO GLÜCKSTAD FUMIKO、JOSIASSEN ALEXANDER(Copenhagen Business School)

セッション2座長:榊剛史(ホットリンク)

5.「ソーシャルデータを用いた最適価格の決定」著者:後藤 紳、高木 友博(明治大学大学院理工学研究科基礎理工学専攻)

6.「空間的依存性を考慮したネットワークエンベディング手法の提案」 著者:大知 正直、浅谷 公威(東京大学工学系研究科技術経営戦略専攻)、森 純一郎(東京大学大学院工学系研究科)、坂田 一郎(東京大学)

7.「情報推薦のためのTwitterユーザの性格分析手法」 著者:田中 聡、松本 和幸、吉田 稔、北 研二(徳島大学)


人工知能学会近未来チャレンジのサバイバル選考審査の結果、第1回目のサバイバルが決定いたしました。
様々な方面から、大変興味深い発表をしていただきました。どうもありがとうございました。

来年の開催に向けて、さらに具体的な目標と計画を立てて、活動していきたいと思います。